正月の七草に入っていますが、実際にはその頃のせりはまだとても小さく、探すのにも苦労します。
せりは、露地栽培が中心となっております。
せりの青々とした葉や茎には、ビタミンCやミネラル、β-カロテンが豊富に含まれています。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から身体を守るとともに、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高める働きがあります。
せりには食物繊維も豊富に含まれています。
食物繊維は腸の働きを整え、便通をよくし、コレステロールの排出や急激な血糖値の上昇を防ぐ働きもあります。
<目利きポイント>
茎はもちろん、葉先までシャキッとみずみずしく、鮮やかな緑色で、茎があまり太くないものを選んでおります。
鮮度が落ちてくると、葉の色が黄色っぽくなってきます。根がついたもののほうが日持ちします。